2月のことば

友松圓諦訳 法句経第二十品

道行(みち) 

  ことばをつつしみ

  意(おもい)をととのえ

  身に不善(あしき)を作(な)さず

  この三つの形式(かたち)によりて

  おのれをきよむべし

  かくして

  大仙(ひじり)の説ける道を得ん

 

密教の行に、身口意の三密行というのがあります。仏様の三密とおのれの三密が一つになる行です。まさしく法句経のみちで説くところの教えです。