祈りの起こり
日本は古来より、火山の爆発、地震、津波、天変地変による災害が多く、自然の猛威を恐れ慄く経験を幾度もして時代を生きてきました。自然は猛威を振るう恐ろしいものですが、反面私たちに多くの恵みをあたえてくれる存在でもあります。人智の及ばない自然のなかに神仏を感じ、畏敬の念をもってお祈りする心がいつしかできあがり、自然と共に生きてきました。災害が起こる度に人々は助け合い、力をあわせて復興を成し遂げ、立ち上がってきました。このように勤勉さと人を思いやる行動は自然と身についてきたのでしょう。今日、このような日本人の民度の高さは世界から注目され称賛されています。
仏教の教え
仏さまは、「自利利他」をお説きになっています。自分だけ良くなろうとするのではなく、他の人たちのことも考え行動しようということです。
人間だけでなく、全ての生きとし生けるものへの配慮した、言い換えれば自然の中で生かされていることを感謝しながら、調和のとれた生き方をする大切さを教えているものと思います。
自分だけでなく、人々の幸福を祈ることは、とても大切なことと思いませんか。
祈りの仏さま
日本では、観音さんや薬師さんや不動明王に願いが叶えられるように祈る信仰が一番多いかも知れません。
真言宗では、不動明王を主尊としてお護摩を焚いて皆さまの一々の願いを祈るのが一般的です。
大願寺の主尊
大願寺でも不動明王を主尊としお祀りし、お護摩を焚いて祈願の法要を随時行っています。力強いお不動さまの加持を経験し、願いが叶えられた人々が大勢います。
祈願札
お護摩では、祈願札をつくりますが、1年間自宅でお祀りしていただいて毎日手を合わせお祈りしていただければ必ずや願いが通じるでしょう。
自宅でお祀りできない方は、期間を決めてお寺でお祀りすることもできます。
その他、お寺以外のところでもいろいろな祈願を行うことができますので、まずはご相談下さい。
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