3月と4月の月参りの不動講でワークショップを行い、お寺の良いところ、改善すべき点を書きだしあって寺院活動の仕方と方向性を模索しました。
今月の月参りの不動講では、2月に渡って行ったワークショップから浮かび上がった事柄をまとめ、それをもとに、お寺の良さを外部に伝えるための作業を行いました。
その一つの方法として、それぞれが体験したことを文章にして発表していただきました。なかには発表しながら辛かったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと等を思い出して言葉を詰まらせていた信徒もいました。
一人一人発表が終わる度に大きな拍手が湧きました。仲間の思いを共有でき,発表に涙を誘われ目頭を拭く者もいました。
発表を通じて、お互いの思いを共有することができて良かったと思います。この感動をまだ縁のできない人達にどう作伝えていくか、これからの課題です。
まず一人一人が、人前で話ができるように訓練することが必要です。
文章にすることは、時間を掛け、言葉を選びながらできますが、いきなり人に伝えるにはそれなりの、話す内容の把握と表現方法をマスターする必要があります。
次回からは、話すこと、聞くこと、アドバイスすることを分担しながら訓練して、外部に発信できる態勢を整えて行きたいと思います。
今日は、約1時間で文書を作成していただきましたが、立派に表現できた文章だと思います。これからの研鑚が楽しみです。
大願寺は、内地とは宗教事情の異なる沖縄で、ゼロからスターとし、信徒とともにつくってきたお寺です。
一人から縁ができて徐々にに信徒が増えてきました。お寺では、布教のため種々の方法で情報の発信を行い縁を結ぶ努力をしております。
信徒どうしは SNS を利用しています。写真は WEB で共有しています。新聞は年4回自前で編集印刷して発送しています。月々の行事は 葉書で知らせています。行事案内は文書で案内しています。HP 上ではお寺の全般について載せています。skype を利用して遠隔地の人でも顔を見ながら相談やお祈りをすることができます。
Google Analytics を利用して HP の利用者の解析も行って見る人を増やす工夫も行っています。
沖縄は檀家制度がありませんので、布教は大切な活動の一つです。いろいろな工夫をしながら魅力あるお寺づくりを今後も続けてまいりたいと思います。