8月31日(日)に浦西中学校裏を流れる牧港川上流で水生生物の調査を行いました。
当山自治会の呼びかけで子供たちが参加する予定でしたが、定刻の10時になっても誰ひとり集まりませんでした。
しかたなく居合せた大人たちで行いましたが、かえってその方がよかったかも知れません。昨年度観察したときは、指標性生物が全然見当たりませんでしたが、今年は結構指標性生物がいました。
川の状態は昨年より汚いような気がしましたが、1センチほどの魚がたくさんいました。川の臭いは昨年より強く、スカムが堆積して足場もヌルヌルとしていて運動靴を履いては、入れない状態でした。長靴を用意しないと無理でした。今の子供たちは長靴をはかないので、用意できずに参加を見合わせたかも知れません。
いずれにせよ、指標性生物が戻ったこと、魚が生息できる環境に戻ったことは、喜ばしいことですが、水質はとっても悪いランクに該当します。家庭から出る生活排水が、牧港川を汚していることを流域の住民に知ってもらうために、川の観察会、水生生物の調査を今後も行い啓発して行きたいと思います。
(住職は沖縄エコアドバイザー、生活排水対策指導員の資格があり、学校や自治体で講習や、指導を行っています。)