信徒の一人がチベットの暴動について、「私たちは何もしなくていいんですか」と問いかけた。
中国政府によるチベットの抑圧は当初から、国際問題化しているが、国際社会は手の打ちようがなく占領を許しズルズルと亡命政府がインドに存在し続けている。チベットに残された者はどんな仕打ちを受けているか知る由もないが、友人の僧侶から聞くところによると、人権の侵害は目を覆うという。友人はチベット人と結婚して、チベットの主権を取戻すために精力的に活動している。彼に比べると私なんか対岸の火事を何もせずただ眺めているだけで情けない。
中国はオリンピックを控え、国際信用を失わないように、強行な手段で封印していまうだろう。かわいそうではあるが、何もできない。しかし情報を得る努力をして中国を監視する必要がある。中国が国際社会で成熟した国家となるために、人権は大切にしてもらいたい。チベットが主権を取戻し、平和な国家を築ける日のくることを祈ることしかできない。お釈迦さまが自国が滅ばされようとした時、祈ったように。